塾講師で成長できること5選

大学生向け
学生くん
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最近塾講師のバイトをしようとしているんだけど、実際のところどんな能力が身につけられそうなの?

アインスタイン
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そうじゃな~。たっくさんあるよ!

今日はそれをテーマに話していこか。

今回は、塾講師のアルバイトを仕様としている方必見です!

4年間塾講師をしてきた自分の経験から話していこうと思います!

塾講師でしか得られないことというものはたくさんあります。ぜひ最後まで聞いていってください!

この記事はこんな方におすすめ

塾講師になろうか悩んでいる方

塾講師の仕事内容を知りたい

塾講師が自分に向いているか知りたい

塾講師になろうと考えている方の後押しになれば幸いです!

そもそも塾講師ってどんな仕事をするのか?

板書をしている男性

大きく分けて二つあります。

一つ目は、生徒に勉強を教えることです。

二つ目は、教室運営です。

一つ目は言わずもがなだと思います!

生徒に対して授業を行い、テストや模試での点数UPをサポートします。

授業を受けに来てくれた生徒を満足させて何かしら与えることが大事です!

これは表側の業務です。

一方で、裏側の業務として教室運営があります。

これは、生徒一人一人のプランを考えたり(個別塾の場合)、使用教材を決めたり、生徒のレベルに合わせて進め方を変えたりします!

たくさんの業務がありますが、これは生徒たちに直接的には関与していません。

このように塾講師の仕事は二つの業務に大別することができます!

学生くん
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ただ授業するだけでなく、教室運営もしていくんだね!

アインスタイン
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そうじゃな。塾講師の仕事内容がわかってきたところで早速、得られることについて解説していくぞ

改めてこれまで学んできた勉強内容を身につけられる

THINK!と書かれている

まずはこれだと思います!

先ほども言いましたが、塾講師の仕事内容の一つとして生徒に対して授業を行うことがありました。

教えるには当然ですが、教える自分自身が理解していないと教えることができません

久しぶりに教える分野で忘れていたなんてことはあってはいけないことです!

そのため、授業前には教材などを用いて予習してから授業に臨んでいます!

報酬をいただいている分それ相応の授業を展開する必要があります。

授業の質を高めるための努力は怠ってはいけないです!笑

中学生レベルの基礎知識であればそこまで大変ではないですが、高校生レベルの特に理科、数Ⅲなどはもう一度勉強するにはかなりのエネルギーを必要とします!

思い出すのにも時間がかかるし、思い出すことすらできなくてもう一度勉強し直すなんてことは大いにありえます。

ただ、そこで塾講師をあきらめてほしくありません

確かに難しいし、もう大学受験もしないし、時間がもったいないと感じるかもしれません。

しかし、知っておくことで有利になることがあるかもしれません!

大学で同じようなことを授業で習うことだってあるし、兄弟がいれば弟さんや妹さんの手助けになることもあるでしょう。

そして、一度ついた知識は誰にも奪われない立派な財産です!

一生懸命つけた知識はその授業を担当した生徒だけでなく、他の生徒や進級する下級生にも活かすことができます!

短い目で見れば授業のために難しい内容を再び勉強することは億劫に感じるかもしれませんが、一度勉強して教えれば、いろいろなところに役立つ可能性があります!

実際、自分も忘れていた数Ⅲをもう一度勉強して授業をしたら、たまたま大学の微分積分学で数Ⅲ範囲が取り扱われました。

「ついでに大学の勉強までできた」と一石二鳥をした感じになり得した気分にもなりました!

また、弟にも「勉強を教えて」と言われてもすんなり答えることができますし、一年後にはまた同じことをほかの生徒に教えていました!

一回頑張って勉強すれば、来年以降はそこまで頑張って勉強する必要もないですし、自分含めいろいろな人に役立てるので、あきらめずに頑張りましょう!

また、当時は理解ができていなかったことも改めて振り返ることで「意外と簡単じゃん!」と感じます。

小中高で学んだことは絶対に将来役に立つと思うので、再び勉強内容を身につけられることは大きなメリットだと思います!

そのために、当時習ったことの復習は怠らずにしっかり行いましょう!

そうすることで、授業の質も上がっていくし、自分も知識がついて一石二鳥となります!

コミュニケーション能力が身につく

塾講師で特に身につくであろうコミュニケーション能力4つをピックアップしてみました!

  • 説明力
  • 雑談力
  • 質問力
  • 傾聴力

といった感じで話す力が2つ、聞く力が2つとなっております!

以下順に解説していきます!

①説明力
男性が子供に指をさして教えている様子

これは生徒に新しく習うところなどを説明する力です。

生徒にとって教材に書いてあることを読まれただけだったり、少し言い換えられただけだったりするとわからないことがほとんどです。

そこで、教材に書いてあることを講師が簡単な言葉に言い換えてあげて説明することでより理解を深められます!

これが説明力です!

ほかにも、何かに例えてあげたり、イメージしやすいように絵も用いて説明するなども立派な説明力だと思います!

また、言語面だけでなく非言語面では、声のトーンや大きさ、速さなど聞き取りやすい形で説明するのもだんだんとわかってきますよ!

そしてこれは大人になってからも必要なスキルだと思います!

就活の際の面接で自分を説明した時やプレゼンテーションをするときに必ず役に立ちます!

塾講師をしながらそういった力を培えることはすごくいいことですね!

②雑談力
雑談している2人の女性

授業のすべてを解説や問題演習で終わると生徒は途中で集中が切れてしまいがちです。

授業の最初から終わりまで集中できる生徒なら問題ないですが、途中で眠くなってしまったり、問題を解く気力が無くなってしまう生徒も少なくありません。

そこで”雑談力”です!

授業とは関係ない話を少しすると楽しそうに話してくれる生徒が多いです!

そして少し盛り上がったらまた解説をその流れでしたり、問題演習を再開させたりします!

そうして無事に有意義な授業をお送りすることができます。

では、この雑談は何をすればいいのでしょうか。

自分は、1週間であった出来事を話すようにしています。

1週間に1度特定の生徒を見ることが多いです(自分の塾ではです)。

「今週1週間でこんなことがあった」って話すのは意外と難しいんですよね!

しかも、ただ「○○に行った」や「○○の勉強してた」だけでは話がそれで終わってしまいます。

そこで、順序だてて話していく必要があります!

しかし、それだけでもまだインパクトは足りず、生徒も途中で聞くのをやめてしまうかもしれません。

自分なりの解決策は、何かに挑戦してみたり、出かけた際に普段よりもアンテナを張り面白そうなことがあるかを探します!

話題作りのために何かに挑戦するのもありだと思います!失敗したら笑い話にしてしまいましょう!笑

そのほかにも、自分の過去の経験から受験に向けたアドバイスをしたり、高校3年生には大学生活の現実などを話したりしています!

大事なのは、生徒がどんな情報が欲しいのかを見極めることだと感じました!

普段からストーリーを作っておき、生徒の感情に合わせて適切な話題をする。

これが”雑談力”だと思います!

この力も将来仕事仲間とコミュニケーションするうえで絶対に必要なので、培いたい方は塾講師をご検討ください!

③質問力
何か疑問を感じている女性

コミュニケーションは一方的に話すものではありません。

これまでは話す力をメインで扱ってきましたが、残りの2つは聞く力です!

生徒が話してきてくれた時に、「へぇ~、そうなんだ!」だけでは話が終わってしまいます。

”質問力”を磨けば、会話が続いて生徒にも安心感を与えることができます。

これはどちらかというと意識するというより、好奇心を持ったり素直に疑問に思ったことを聞き返すだけでいいと思います。

しかし、質問力を身につけるには次の能力が必要不可欠だと思います。

④傾聴力
傾聴している男性の像

質問力を磨くには傾聴力が大切だと思います!

相手の話をしっかり聞いて、要点を押さえ、共感する

これだけでもコミュニケーション能力は上昇していくと思います。

このしっかり聞く部分がそもそもできていないと質問なんて浮かんでこないですよね。

なので、まずは生徒の話をきちんと聞いてあげてください!

自分ばかりが話していて生徒に「話長いな~」と思われるのも嫌ですよね!

上の3つの能力を鍛えるにはまずはこの力を鍛えるのが一番効率的かなと思います!

大事な選択をする力が身につく

塾講師は生徒の運命を常に握っています。

講師のミスが生徒の運命を大きく変えてしまう可能性が大いにあります!

例えば、偏差値40代の生徒に偏差値60代の子が使う教材をやらせていても全く意味がないですよね。

また、テスト前に次のテストに向けて予習するのか、テスト対策を講じるのか

どちらが正解かわからないけれど、大事な選択ですよね!

受験まで残り1か月でどの科目を重点的に扱うのか。得意な科目をさらに伸ばしに行くのか、苦手な科目を底上げするのか

入試前になればなるほど、塾講師はさまざまな選択をしていく必要があります。

もちろん生徒と相談しながら進めるのですが、生徒も受験が初めてなのでわからないことも多いはずです!

そんな時に、時と場合に応じて最適解を選択できるかどうかが非常に大事だと思います!

これには、経験が大きい部分ですのですぐにはつかない能力だと思います!

しかし、これがつけば、塾の場合だけでなく日常でもいろいろな選択の最適解を導くことができるようになりますよ!

いろいろな立場の人の感情が理解できる

塾に関わっている人たちは主にこの4パターンがあります。

  • 我々塾講師
  • 塾の教室長(店長みたいなもの)
  • 塾に通ってくれている生徒
  • 生徒の保護者

ほかにも、本部の方や地域の方なども関わってはいますが、今回はこの4方が主に関わっているものとします!

塾講師を続けると、この4つの感情が理解できるようになります。

今回は、塾講師以外の感情を自分なりにまとめていきます!

・教室長

業務が多いと思います!

エリアマネージャーなどと連絡をたり、会議に参加したり、保護者対応、面談したりと作業量がすごく多いと感じます。

その中でも生徒に気をかけてあげたり、講師たちともコミュニケーション取っていかなければなりません。

ものすごく大変なことをしているんだろうなという感じがします!

そのため講師陣はしっかりと教室長のサポートをしていかなければなりません!

・生徒

「勉強したくないな~」や「塾に行きたくないな~」と感じている生徒もいれば、「塾行って成績上がったからうれしい!」といった生徒まで様々です!

全員がモチベの高い生徒なら問題ないのですが、そうではありません。

モチベが上がらない生徒に対してどのように講師たちがアプローチしていくのかが腕の見せ所だと思います!

また、入試が近くて不安を抱えている生徒も多いでしょう。

そういった生徒に自信をつけさせるのも講師の役割だと思います!

・保護者

塾には強制力がありません。

要は、行ってもいいし、行かなくてもいいというそんな場所です!

そんな中お金と引き換えに生徒を塾に通わせるという選択をしただけに、不安が募る気持ちがあるかもしれません。

「生徒の成績が伸びない」や、「全く勉強してくれない」などの声も実際のところ、よく聞きます。

こういった声を少なくするためにも、講師が授業の質を高めて生徒のやる気を引き出さなければなりません!

このように、いろいろな方がいろいろな感情を持っています!

講師はそれをくみ取り、解決していく必要があると思います!

後輩の育成能力が向上する

塾講師では、経験を積めば積むほどより多くのものを求められます。

それでは、各学年の課題を挙げていこうと思います!

一年生

まずは、授業の質を高めることが目標だと思います!

そのために、まずは知識をたくさんつけましょう!

知っていることがあればわかりやすい授業を提供できると思います。

「先生授業わかりやすい!」と言われるとよりモチベーションアップにつながりますよ!

そして、知識面だけでなく話し方や伝え方にも気を遣えるといいと思います。

どれだけわかりやすくても伝わりづらい声量だったり、読み取りづらい板書だと生徒も吸収できるものもできません。

知識を付けた後は、細かいところに注意を払ってより授業の質を高めていきましょう!

二年生

1年塾講師を経験し、授業にもだいぶ慣れてきたころだと思います。

そして、バイトに一番入れる時期でもあり後輩が入ってきます。

二年生の目標としては、シフトにたくさん入ることと先輩や後輩のサポートをすることだと考えています!

二年生はバイトにも慣れてきて大学の生活にも慣れてきて一番シフトに入れる時期なのではないでしょうか。

なので、積極的にシフトに入ることをオススメしたいです!

理由は2つあります!

1つ目は、教室全体で講師不足が削減できるからです。

そもそも塾講師がシフトに入らなければ、授業をすることはできません。

四年生は研究活動だったり、社会人になるための資格修得で忙しいかもしれません。

三年生は就職活動でなかなか思うようにシフトに入れないかもしれません。

一年生は大学生活とバイト、遊びのバランス取りが難しく、シフトを控えてしまう可能性もあります。

そこで、大学とバイトと遊びのバランスを兼ね備えた二年生が少しでもシフトに入り、教室全体に手を差し伸べてくれると、きっと教室全体だけでなくて生徒やその保護者も助かるのではないでしょうか。

大学の授業が忙しいこともあるかもしれませんが、少しだけ貢献してくれるだけでもすごく助かりますよ!

2つ目は、様々な能力をつけられるからです。

前述しましたが、塾講師は中でも、コミュニケーション能力が凄まじく向上します。

就活が本格化する前にコミュニケーション能力を向上させておきたいところです!

また、先輩や後輩のサポートもしてあげましょう!

後輩のサポートは何となくわかったけど、先輩のサポートってどういう意味だろうと感じた方もいると思います。

三年生になると教室全体を引っ張っていく必要があります。

先輩だって迷うことやわからないこともあると思います。

そこで、1年間塾講師をやってきたことを活かして自分なりの考えを伝えてみてください!

意外と名案だったりします!

でもまだちょっとよくわかんないなという方は次の三年生のところをご拝読ください!

三年生

三年生の目標は、教室運営です!

「どういうこと?」と思われる方もいるかと思います。

具体的には、使用教材を決めたり夏期・冬期講習の進め方を決めたりします。

「○○君にはこの教材で授業を進めよう。」「○○さんの夏期講習はこんな感じのプランで行こう」

といった様に進め方を決めていきます!

ただ、負担はすごく大きいです。

一人では簡単にできるものではありません!

そこで、二年生の方に手伝ってもらったり、先輩に頼んだりして協力することでやっと完成していきます

先輩や後輩の力を引き出す力がついていきますよ!

その能力がすごく大事で、教室全体に利益をもたらしたり自分にも仕事の負担が減るという利益がつきます!

指示を具体的にし、自分の考えを言うことでよりよいものが出来上がっていくと思います!

一番成長できる1年だと思います!

四年生

研究活動や資格取得で忙しいかもしれませんが、教室全体を眺められるといいと思います!

教室全体が間違ったプランを組んでいないか、生徒に見合ったプランを組めているのかを最後に確認してあげてください!

3年間も経験があればある程度のことはわかると思うので、教室全体をマネジメントする必要があると思います!

そして積極的にアドバイスをすることでよりよい教室が作っていけると思います!

まとめ

アインスタイン
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いかがだったかな。参考になればうれしいぞ。

今回は、「塾講師でしか得られないもの」を解説した。

学生くん
学生くん

社会に出ても必要不可欠なコミュニケーション能力をアップさせたいから、塾講師やってみようかな!

アインスタイン
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ただ、生徒の人生がかかっているのも事実。

大きく成長できるが、プレッシャーも実は大きくかかってしまうんだ。

今回のポイントは、塾講師は成長できる要素が多いことです!

将来社会に出て必要なことを大学生の内に身につけられるので、非常に良いバイトの一つだと思います!

成績を上げるためには何が必要かをすごく考えたり、先生のモチベーションを上げるにはどうすればいいかを考える機会が増えます!

これらは将来に必ず役に立つと思います!

ぜひ塾講師をやってみてください!

以下の記事では、「各バイトのメリット・デメリット」を解説しています。

塾講師だけでなく、ほかの職種はどのようなものがあるかを知るきっかけにもなると思います!

こちらの記事もぜひ併して読んでみてください!

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